【雑学】セシウムを使った原子時計の凄さ
電波時計と原子時計の仕組みをご紹介。 | ||
掲載日時:2011-10-18 21:34:09 | ||
記事・内容
時間の基準を決めるために現在では原子時計を使っている。原子時計はセシウムに電気を加えると正確な周期で振動することを利用し、91億9263万1770回の振動を1秒と決めた。
この値は非常に正確で、1500万年に1秒しか誤差がでない。この値がどれくらい凄いかというと、原子時計に変わる前に最も正確とされていたクオーツ時計の誤差が1ヶ月で20秒程度といわれているからその正確さが伺える。
ちなみに、一番最初に秒を決めたときは振り子の振動1回を1秒としていたが、より正確な値が求められるため、水晶に電気を加えた振動がはじき出す値へと変わっていった。
ちなみに水晶は32768回の振動を1秒としていた。
1967年にフランスで国際会議が開かれ、セシウムを使った原子時計を世界標準にしようと決定された。
現在利用している電波時計はこの原子時計から求められた正確な値を元に、福島県、佐賀県の2箇所にある時計用電波塔から電波が発信されている。
情報元
シルシルミシルから得た情報を元に、さらに調査を加え文面を作成しました。
Wikipedia
クオーツ時計